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モンテッソーリ教育

「多い少ない」どう伝える?子どもと向き合う実践研修

2025.03.29

こんにちは^^
こどもやのキノです^^



ママ向けのお話し会や専門職むけの講師活動を県内外でやりはじめて9年目くらいになりました^^



子どもたちの未来のために、どんな大人がそばにいるかはとても大事なことだと思っています。

僭越ながらプロの方々に“子どもとの関わり方”を伝えながらも、実は自分たちも毎回、子どもたちから多くを学んでいます。

今回は、半年間の学びを共にしている仲間たちが沖縄に集い、子どもたちとの実践を通して大切な気づきを得た時間についてご紹介します^^




今開催しているコースは
「こどもやメソッド習得コース」

保護者向けプロ向けコースを同時並行でやっています^^




プロ向けコースでは医療職・教育関係者・幼児教室経営者・行政の方々・・など
子どもに関わるメンバーに講座をさせていただき
こちらまで学び多き時間となっています^^

夜に開催しているので全員集合できないことも多いですが
本当にいつも、受講者に恵まれているなと感じます^^



受講生の一人がこどもやに見学・実習にくるタイミングで
どうせなら「お集まり創造の回」をやってみようかということで
都合があう県内メンバーだけでお集まりを0からつくり実践する、というのをやりました^^


わたしから提示したテーマは

「多い・少ない」

注意点として「困難性の孤立化」を意識して
お集まりを作ってください。

ということだけです^^



小児専門の言語聴覚士、理学療法士、保育士・幼稚園教諭、
それぞれの視点で自分のアイデアを持ち寄りつつ、
「着地はどうする?」「これを入れたらわかりにくいか?」「この段階の子にはこの順番がよさそう」

何度も何度も「目的は」と、立ち返りながら進んでいきました^^




ペアリング・クレーディング・ソーティングという操作、
算数の土台「一対一対応」
という考えを取り入れていきます^^


ついに実践!


2時間かけて、お集まりを創造し、
ついに、子どもたちに実践!
(特別に子どもたち2名にきてもらいました)



1時間かけえて レッスン→お集まりにトライ。

緊張しながらも、とても良い内容になりました^^


実践後の振り返りKPT



そのあとで、こどもやスタッフが毎日レッスンごとに取り組んでいる振り返りを。


KPTという考えを使って振り返りをしていきます^^

Keep(良かったこと・続けたいこと)
Problem(問題・課題・改善したいこと)
Try(次はどうするか)



それぞれ自分で書き出したあとにみんなでシェアしあい、
反省や称賛だけではなく、次につなげるための時間になりました^^




そのあとは、こどもやのお集まり予定のものを見てもらい、
スタッフのみずきさんから説明をしてもらいました^^




4時間という時間があっという間に過ぎるほど
充実して楽しい、そして学び多き時間でした^^


こどもやでの観察、実習、お集まり創造実践を通して

・ただのモンテッソーリ教育じゃなくて本当に【こどもやメソッド】なんだとなというのが腑に落ちた
・「試行錯誤」がどういうことなのか、「目的」を振り返ることがなぜ大切なのか体感することができた
・環境を整えることの難しさ・大切さがよくわかりました。

という感想をいただきました^^


こんな感想を持てるくらいガチンコで向き合ってくれたみなさんに感謝です。






単なる知識や技法ではなく、“子どもにとって”を考えられる大人としての在り方に目を向け、
いつでも目的を振り返り、自分を省みるという地道なこどもやメソッド。


でもずっと変わらない、本質的なことを築き上げることを大切にしてきた仲間とこのような学び合いができていることを嬉しく思っています^^


今年はわたしのリソースをコース開催に割くことを予定していないので
この今の学びの共有を大事にしていこうと思っています^^



こどもやの説明会でも少しセミナーをしているので
興味のある方は見てみてくださいね^^
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https://youtu.be/5X2Y1fqG70A?si=4CGzfEA3zJ8iVqyU