2025.02.06
視覚にたよらず、触覚を研ぎ澄ませる「実態認識袋」

「これ、なんだろう?」
「これと同じものを見つけよう!」

単純に見えますが
このなかのアイテムで
・同じものを見つけたり(ペアリング)
・順番に並べたり(グレーディング)
・仲間を見つけたり(ソーティング)
すべての思考力の土台になる操作を含む、とっても大切なおしごとなのです。

1月にはお正月のアイテムを揃えてペアリングをしました^^
2つの袋に同じアイテムが入っています^^

ワクワクしながら袋の中に手を入れ、形や感触を頼りに
同じものを探します^^

「見ないで探すよ♪」といっても
時々、ちょっと見ちゃう子もいます^^
・見えないものを触るのが怖い
・間違えるのが嫌だ
・どこにあるか気になる
などなど
いろんな気持ちで見ちゃうんです^^

そんな子どもたち一人一人の今のトライできる力をみて
どんなサポートがいいのか考えていきます^^
モンテッソーリ教育の「実態認識袋」は、
触覚を研ぎ澄ませ、物の特徴を捉える力を育てる大切な活動です^^
でも、ただ物を入れるだけではなく
「季節のもの」を取り入れることで、もっと楽しく、子どもたちの感性を育てることができます。
季節を感じる工夫
子どもたちは日々の生活の中で季節の変化を感じています。
そこで、実態認識袋の中身にも季節を意識したものを入れることで
感覚的に「今の季節」を味わえるようになります^^

例えば…
春:花びら、タンポポの綿毛、イチゴ、ひな祭りの小さな飾り
夏:貝殻、スイカの種、浴衣の布
秋:どんぐり、栗の殻、ハロウィンの小物、落ち葉
冬:みかんの皮、松ぼっくり、クリスマスの飾り、ふわふわの毛糸
こうした季節を感じるものを袋に入れると、
子どもたちは
「手で触るだけで季節がわかる!」と驚き、楽しく取り組みます^^
感覚を育てるだけでなく、心の豊かさにつなげる
実態認識袋は「触覚」を鍛えるだけでなく
子どもの幸せにもつながる大切な活動です^^

✔ 「違い」を発見する力がつく → 物の特徴を細かく感じ取ることで、違いに気づき、観察力が育ちます。
✔ 「言葉」とつながる → 触ったものを言葉にすることで、語彙力が増え、表現力が豊かになります。
✔ 「想像力」が広がる → 何が入っているか考える過程で、推測する力や論理的思考の土台が育ちます。
✔ 「季節を感じる心」が育つ → 季節のものに触れることで、日本の四季や自然に親しむ感性が養われます。

ただの遊びではなく、五感を使って世界を知り、
自分の中に「幸せ」を蓄えていく時間になるのです^^
子どもたちが楽しみながら「世界を知る喜び」を味わえる大切なおしごと。

これからも、子どもたちの心を動かす仕掛けをしながら・・
楽しい活動を続けていきます^^
家にあるものでできるので、
親子のコミュニケーションとして、ぜひやってみてくださいね♪
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