アイロンがけのお仕事。3分間じっと待つ。
2021.12.31
3分間、じっと待つ。その時の顔が、とてもワクワクしていました。大人にとっては退屈な時間に見えるかもしれない。そんなの楽しいはずない、と思うかもしれない。でも、この子は大好きなアイロンがけの活動の過程の一つである「砂時計を見ながらアイロンが温まるのを待つ」ということへも、楽しみを見出し、とってもワクワクしながら3分間じっと砂時計を眺めていました。子どもたちが、今、何に面白がっているのか?その視点を持てた時、好循環が生まれると思っています。「だめ」「ストップ」と言いたくなるその前に、ちょっとだけ一呼吸。「何に面白がっているのか?」「今、ここで、それをさせてあげていいかな?」そう思いながら見てあげるだけで子どもの純粋な好奇心の芽をつまないで済むことがあります。
(左手は添えずに背中に回しています)
子どもたちに関わる大人として、私たちは、何度も何度も、自分自身の「常識」「固定観念」を飛び越えないといけません。知識・技術・経験を磨き続けるのはもちろん大事。でも同時に、目の前の子どもたちの自己教育力を信じ切ること。そして、自分のあり方を見つめ直し、受容し、変わること厭わないこと。子どもたちが先頭に立つレッスンだからこそ、教えてもらうことの多いこどもやです。これからも、一人残らず、一人ひとりの子どもたちにとって、のベストを尽くすことをお約束します。いつも、こどもやに関わってくださり、ありがとうございます。心より感謝申し上げます。また来年もよろしくお願いします(^^)2021年12月31日こどもや代表山中基乃
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