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モンテッソーリ教育

人に助けを求める力

2021.10.24

こんにちは♪
スタッフのひとみです^^


こどもやでレッスン後に、
お写真と一緒に送付している成長記録。


お子様の頑張りを伝えたり、
できたこと、
トライしたこと、
興味を持ってること、
今すごく楽しんでいること、などをお伝えしてます。


(「と」が書きたくてスタッフに教えて欲しいと伝えられました^^すごい!)

その中で、
「分からないと伝えられましたよ^^」

「助けを求めることができましたよ^^」など、


一見、
「一人で出来なかったように見えること」
を伝えることがあります。


私たちこどもやのスタッフは、
助けを求めることや、
分からないことを分からないと言える力を
大切にしています^^


「分からないから教えてほしい」


「(困ってるから)助けて欲しい」


それを家族以外の大人や、お友達に言えるってすごいことです。



頼ったら助けてもらえた!
甘えたら受け入れてもらえた!


という経験。


幼児期の頃にたくさん経験して欲しい経験の一つです。


「一人でできるならやって欲しい」
と思ってしまいますが、


頼りたい時に助けてもらったり、
甘えたい時に受け入れてもらえたという経験は子どもたちには必要な経験です。



乳幼児期のその経験は、安心感につながっていきます。


安心感を得られるからこそ、いろんなことにチャレンジしてみようという気持ちにもつながっていきます。



だからこそ、
こどもやでは「助けを求められたこと」に対して、
「すごい!頑張ったね!勇気を出せたね!」と子どもたちに伝えます。



安心感を得られますように。



自分は人に助けてもらえる存在なんだと思えるように。



その経験の積み重ねから、安心していろんなことにチャレンジしてみたい!という気持ちが湧いて出てきますように。



そう願いを込めています。



自分でできる!力も大切です。
でも、人間は1人では生きていけない。


時には人に助けを求めたり、人を助けたり、
お互いに助け合ったりすることが必要です。



「助けてもらえた、受け入れてもらえた」という経験が、
今度は逆の立場になって困っている人を「助けてあげよう」という行動にいつか変わっていきます。


(お友達が落としたビーズを拾ってあげる5歳クラスさんの様子。拾ってもらえたお友達は嬉しそうに照れていました^^)

お友達が困っているときにはスタッフが何も言わずとも、
自然と体が動く子どもたち。


子どもたちの力はすごいです。

自己が満たされると、他者への配慮が生まれる。
深い言葉だよなぁ。とつくづく思うこの頃です^^