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モンテッソーリ教育

子どもたちの秩序

2021.10.11

こんにちは~^^

こどもやスタッフのひとみです♪

こどもやが移転して、新しい体制のレッスンが始まり、ドキドキワクワクの日々が続いております^^

雰囲気がガラッと変わることで、


子どもたちは「いつもと違う」こどもやにドキドキしたり、

ワクワクして入ってきたり、

入るまでに少し時間をかけたかったり、



様々な反応をもらっています^^

秩序の敏感期にある子どもたちは、

いつもと違うことで秩序が乱れていて少し落ち着かないことも多いのです^^

(いつもと同じお仕事を準備している2歳クラス)

先日、玄関までは入ってこれたものの、

お教室に行くにはまだまだ時間が必要!というお子様がいました^^

なので、玄関までその子の大好きなお仕事を持ってきて、

その場でお仕事をしてもらいました♪

「大丈夫、場所は変わったけど、ここは"こどもや"だよ~」と

伝えたくて。。

祈りながらその子のスイッチが切り替わるのを待ちました^^

1回、

2回、

3回、


と、何度も同じお仕事を続ける女の子^^


5回目が終わったときに
「もっと違うお仕事お部屋に用意しているけど、一緒に行ってみる?」

と声をかけてみると、、、


静かに頷いてくれて、
一緒に手を繋いでお部屋に行くことができました^^

そしてその後、
椅子に座って新しいお仕事にチャレンジしてくれました!
(すごい!!!)


「あぁ、今日もこのお仕事は自分の思った通りにできた。私はもう大丈夫」


自信が持てたから次にチャレンジしようと思ってくれたのかもしれないですね。
安心したからお部屋に行こうと思えたのかもしれないです。


こどもやでは、
子どもたちが安心してお仕事に取り組めるように、
安心して新しいことにチャレンジしてみようと思えるように、
大人が「環境」を整えることにも力を注いでいます。


緊張するなら今日1日は玄関でお仕事してもいい。
椅子に座れなくてもいい。
ずっと床でお仕事していてもいい。


本気でそう思っています。




大人として、親として、我が子にこそ、

「どんな場所にも適応していって欲しい。」

そう思う気持ちは痛いほどよく分かるけど、、



でも子どもたちは、
「初めて」にチャレンジするときに、
ものすごい勇気を出しているんです。
勇気を振り絞って、一歩踏み出している。


家族以外の大人に身を預けるって、
子どもたちにとっては不安であり、勇気のいることであり、
そして大きなチャレンジでもあると思うんです。


それを難なくやってのける子もいる。
少し難しい子もいる。
泣きたくなるくらい不安を表す子もいる。


みんな違ってみんないいから、私たちができるのはその気持ちを受け止めてあげること。


「お部屋に行くの緊張するなら、一緒に玄関でお仕事しよっか〜」


その言葉が彼女の緊張をほぐせたこと、
とても誇りに思います^^

そして、スタッフみんな阿吽の呼吸でフォローしてくれたこと、
こどもやってすごいな。と心底感動しました^^


熱い思いが溢れちゃって長くなりましたが、

緊張しても大丈夫^^
安心してこどもやに入ってこれるように精一杯お手伝いさせてもらうね♡